マレーシア展示会レポート|MIHASで感じた多文化の魅力
執筆:MANGIA編集部先日、クアラルンプールで開催された MIHAS(Malaysia International Halal Showcase) に参加してきました。世界最大級のハラル展示会ということもあり、マレーシア国内外から数多くの食品や飲料、ヘルスケア商品が出展され、活気にあふれていました。

クアラルンプールで開催

MIHAS

商談会場

クアラルンプール

MIHAS展示会

MANGIバイヤー枠で参加しました。
https://www.jetro.go.jp/j-messe/tradefair/detail/141303
今回の展示会では、マレーシアならではの 多様な商品ラインナップ に出会うことができました。伝統的なマレー料理に使われるスパイスや調味料、華僑系のスイーツ、インド系のスパイシー食品、そして近年注目される健康志向のハラル商品まで、まさに“食の万博”という印象でした。
マレーシアの特徴は、なんといっても 多民族・多宗教国家 であることです。マレー人を中心に、華僑(中華系)、インド系、そしてそれぞれの文化を背景とした宗教(イスラム教、仏教、ヒンドゥー教、キリスト教など)が共存しています。会場でも、多言語での商談や宗教・文化に配慮した商品説明があたり前に行われており、多様性が経済活動の強みになっていることを肌で感じました。
日本と比較すると、食の多様性や宗教配慮の意識はまだまだ学ぶ点が多いと感じます。とくにハラル対応の商品や表示の工夫は、日本企業が今後アジア市場を視野に入れる際に大きなヒントになるはずです。
展示会を通じて、マレーシアの「多文化共生」がビジネスの力強さに直結していることを改めて実感しました。




